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格安スマホ料金比較表【条件を揃えて比較】【1人or夫婦2人の場合】

格安SIMはどこを選べばいいのか?

大まかには

①どの回線(docomo/au/softbank)を使いたいか?
自分の状況での1ヶ月のコストが安いのは?

この2つが基準になります。

Docomo/au/ソフトバンク
どこがいいのか?は別の機会にゆずるとして
ここでは
各格安SIM会社の料金を比較してみます。

各社の単純なSIMカードの料金みただけだとなかなかピンと来ないので
条件を揃えた料金比較表を作成してみました。

基本的には以下条件
①税抜
②ユニバーサルサービス料除く
③1人あたりデータ通信3G
④10分以内通話定額プラン追加

回線はなるべくDocomo回線の料金で比較していますが
UQモバイルはau回線のみなのでこちらで比較しています

 

▼なぜこの条件?

2年間夫婦で格安SIMを使ってみて
結局
夫婦併せて6Gあればたりるとわかった事
育児や仕事関係の電話も10分以内通話で充分だった事
からこの条件で比較しました。

【参考記事】

格安スマホの10分以内通話定額プランでつける?足りる?参考までに通話状況をシェアしてみる。

とういうことで

1人もしくは夫婦2人で格安SIMに乗り換えるにあたってどこの会社にするか?
検討中の方に何か参考になれば幸いです。

料金比較表 1人or夫婦2人の場合

格安SIM1人夫婦2人
IIJmio2,430円4,860円
mineo
2,450円4,800円
楽天モバイル
2,980円5,960円
UQモバイル2,680円4,860円
OCN モバイル ONE
2,330円4,660円
U-mobile2,380円(※1)4,760円(※1)
b-mobile1,790円(※2)3,580円(※2)
Y!mobile2,680円4,860円
LINE MOBILE
2,570円5,140円
格安SIM比較条件
①データ通信一人あたり3G
②10分間通話料定額プラン追加

※1 10分定額プラン無し 通話料800円プランを追加した料金
※2 10分定額プラン無し 通話料5分定額プランを追加した料金

データ通信3Gで出来ること
①YouTube約4MB→約12時間
②WEB閲覧約300k→約9,900回

この比較表の結果を噛み砕いて解説していきます。

mineoがバランス良い

■mineoで格安SIMを1人でもつ場合

音声通話SIM(3G) 1,600円
通話料10分定額プラン 850円
合計 2,450円

■mineoで格安SIMを夫婦2人でもつ場合

音声通話SIM(3G) 3,200円
通話料10分定額プラン×2 1,700円
複数回線割引×2 -100円
合計 4,800円

比較する前は

一つの回線にSIM追加できないmineoは
夫婦でも別回線になる。
だから夫婦で持つと高くつくだろう
と思ってました


夫婦2人だと家族回線割引があるのでて結果的に安いです。

▼複数回線割引家族回線割引は併用できる?
mineでは複数回線割引と家族回線割引がありますが
併用不可です。

要するに

夫婦2人の場合は
-50円×2回線分=100円割引になります。

余ったデータ通信量の持ち越しが可能+パケットギフトで融通がききやすいですし
質問したいときに使うチャットが
ロボではなくオペレーターが対応してくれるので
ストレスフリーです。

格安SIMを選ぶ際には本当にこのオペレーターによるチャットって大きいですよ。実感として。

mineoとIIJmioはオペレーターがチャット対応してくれます。

IIJmioは1人なら最安。とはいえ(^_^;)まあ横並びですね。

■IIJmioで格安SIMを1人でもつ場合

音声通話SIM(3G) 1,600円
通話料10分定額プラン 830円
合計 2,430円

■IIJmioで格安SIMを夫婦2人でもつ場合

音声通話SIM(3G)×2 3,200円
通話料10分定額プラン×2 1,660円
合計 4,860円

 

こうやって改めてプラン比較すると
IIJmioが特別安いわけではないですね。ほぼ各社横並びですね。

誤解していた点が一つありました。

夫婦2人だとSIM追加で持つほうが安いと思ってました。

実は、6Gの契約1回線にSIM追加で2台もつより
3G回線を2台持つほうが120円安いです。

3Gで2回線→4,860円
6Gを1回線でSIM一枚追加→4,980円

なので、データ通信をシェアしないなら3Gで2回線契約したほうが得です。

うちの場合は妻より僕のほうがデータ通信消費するので
妻の分のデータ通信をシェアできるように
6Gで1契約してSIMカードを1枚追加しています。
この場合データ通信量が2台で自動的に共有になる点が優れています

ただし純粋な月額費用で言えば
夫婦でもつ場合mineoの方が回線割引が適用される分、安くなります

IIJmioとmineoは双方ともに
チャット対応がオペレーターである
パケットの次月持ち越しが可能である
・余ったパケットのシェアも出来る

と強みも同じなので
夫婦でもつならmineoのほうがお得ですね。

お一人様でもつ場合はIIJmioのほうが安いです。

UQモバイルもキャンペーン適用するなら安い

UQモバイルはエリアがau回線のみなので
au4gLTEでの比較になります。

また、夫婦2人の場合の価格は
2台目移行の基本料金が永年500円割引になるキャンペーンを適用した価格です。

このキャンペーンがいつまで続くのか不明ですが
契約人数が増えるほどお得になります。

■UQモバイルで格安SIMを1人でもつ場合

音声通話SIM(3G)(au4GLTE) 1,980円
通話料10分定額プラン 700円
合計 2,680円

■UQモバイルで格安SIMを夫婦2人でもつ場合

音声通話SIM(3G) (au4GLTE)×2 3,960円
通話料10分定額プラン×2 1,400円
家族割引2台目移行500円割引 -500円
合計 4,860円

キャンペーン無しだと
夫婦2人で
5,360円ですが
家族割引適用すると月額費用がIIJmioに並びます
この家族割引2台目移行は500円割引になるので
契約人数が増えるほどトータルの月額費用は安くなっていきます。
いつまでこのCPを実施するかわかりませんがいまの所は3人以上で格安SIMを持つなら最有力候補ではありますね。

また通話定額プランも大手キャリアと同じく無制限プランが用意されているので
通話定額が10分で足りない場合でも選択肢があります。

データシェアには対応してないです。
チャット対応もロボです。

楽天モバイルは使い切っても1Mbps!?


楽天は2Gプランの次は6Gなので
2Gプランで比較しています。

 ■楽天モバイルで格安SIMを1人でもつ場合

スーパー放題2Gプラン(通話料10分定額込み 2,980円

■楽天モバイルで格安SIMを夫婦2人でもつ場合

楽天は特に複数回線割引などは無く
スーパー放題2Gを2回線になるので

5,960円です。

2Gプランだと足りないかもしれません
データ通信使い切っても
なんと1Mbpsが使い放題。
通信が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)は最大300kbpsらしいですが
1Mbpsってすごいですね。

現在相当パケット使ってる人も高速通信が切れた後の1MBPSで乗り切れるなら
候補になりそうです。

まあその分
料金は高いですが

料金に関しては
かなり1480円とかキャンペーン価格を押し出してますね。
確かに楽天会員だったりすると
初年度費用も相当安い。

とはいえ初年度のキャンペーンなどに振り回されるのは楽しくありません。
2年間の総額費用などで比較してお得だったとしても
3年目移行ずっと割高の通信費を払い続けるのは得策ではないので
2年目以降の価格で比較しましょう。

LINEモバイルはLINEなどがデータフリー!?



あと候補になりそうなのはLINEモバイルですね。

■LINEモバイルで格安SIMを1人でもつ場合

音声通話SIM(3G) 1,690円
通話料10分定額プラン 880円
合計 2,570円

■LINEモバイルで格安SIMを夫婦2人でもつ場合

音声通話SIM(3G) ×2 3,380円
通話料10分定額プラン×2 1,760円
合計 5,140円

 

見ての通り純粋な月額費用で言えばやや割高になります。

ですがLINEモバイルは
コミュニケーションフリーということで
LINE/Facebook/Instagram/Twitter
利用に関してはデータ通信を消費しないです!
これがスゴくないですか?
データフリーの詳細解説は別に譲るとして
ざっくりいうとペリスコなど各社ライブはフリーではないですが
投稿されているものは動画でも閲覧はフリーです。
制限かかっている状態でも通常速度で見れます。

またLINEを利用した通話もフリーなので
LINEメインならデータ通信一切気にせずに利用できます。

またLINEメインだとするなら
LINEフリープランが候補になります。
データ通信1Gにはなりますが
音声通話SIM1,280円で事足りるかもしれません。
ちょっとおもしろいのでまた別の機会に深堀りしてみます。

ソフトバンク回線/ドコモ回線/au回線利用可能です。
パケットの次月持ち越しは可能
シェア(データプレゼント)は可能ですがもらったデータ通信は次月持ち越し不可。
チャットはロボです。

その他のMVNO会社について

それ以外は候補になりにくいので
さっくりまとめときます。

■U-mobileは通話料が心配です。
表では一見するとやすいんですが
実は60分通話パック800円を足した料金で比較しているからです。

10分間の定額通話というプランがなかったので。

通話料が30秒で10円になるアプリ(格安SIMはどこでもやってるやつ)を利用してるので
2400円分の通話料金がが800円で追加できるというのはミスリードで
実質は1,200円分が800円になってるだけです。
(1分20円×60分=1,200円)

あと、30秒単位なので30秒未満で切っても30秒扱い。

それとデータシェアや持ち越し家族割などないです。

■b-mobileは通話5分がネックだが利用料に応じて価格が変わるから安くなるかも

b-mobileはちょっと候補になります。

データシェアやデータ持ち越しはないですが
データ利用量に応じて価格が決まる仕組みです。

もちろん上限設定もつけておくことができます。

▼データ通信による料金設定
1GBまで 990円
3GBまで 1,290円
6GBまで 1,790円
10GBまで 2,590円
15GBまで 3,590円

これに
5分間通話料定額500円を追加した金額です。

6Gまでを上限にしていても
2390円と安い。

ネックは通話定額の5分ですね。
これが10分だったら・・・・

■ワイモバイルはなんかいろいろ怖い
ワイモバイルはソフトバンク回線のみで
厳密にはMVNOでない。
だからこの値段なのはお得感がある。

しかし、怖いのは
データ通信オーバーした時。
通信速度が低速化するのは通常なんですが
もとに戻すのにお金がかりますよ!と細かい字で書かれてます。

あとデータ持ち越しもできない。

家族割とか学割とかあるんですが
備考や補足、注意事項が細かい薄い字で
ざっとかかれてて表面上の価格だけでは比較しにくいんですよ。

それとワイモバイルはショップ対応とか
電話対応とか
いろいろとね。
オススメはしない。

OCN モバイル ONE 意外でしたが良いです。


存在しらなかったんですけど(^_^;)
単純に価格競争で前に一歩出ちゃった感じです。
IIJmioをもう一つ安くしたようなプラン。

■NTTのOCNモバイルで格安SIMを1人でもつ場合

音声通話SIM(3G) 1,480円
通話料10分定額プラン 850円
合計 2,330円

■NTTのOCNモバイルで格安SIMを夫婦2人でもつ場合

音声通話SIM(3G)×2 2,960円
通話料10分定額プラン×2 1,700円
合計 4,660円

通話料定額プランも選択肢があります。
1回10分以内の通話が無制限は他と同じなんですが
その他に同じ料金で
一番多く通話する3人との通話料が無制限というのがあるので
通話する人が決まっている人はこっちのほうが得かもしれない。

データ通信の持ち越しもできますしね。

OCNの光ファイバー引いてるなら割引もある。

夫婦でシェアするプランの場合は
音声通話SIM(6G)=1,980円
音声対応SIMカード追加月額費用=1,000円

10分定額通話×2=1,700円

で4,680円です。安いです。

ただチャット対応してるんですがロボットなのがツライ。

結論・・・1人ならIIJmio夫婦ならmineoがいいんじゃないか?

今回の条件で

1人
もしくは
夫婦2人
で格安SIM持つ場合は
OCN モバイル ONE
が一番安いです。客観的事実としては。

が、サイトのわかりやすさ
チャット対応可能かどうか?
(経験上オペレータがチャット対応してくれるかどうかって結構重要)
など考慮すると
IIJmio か mineo がしっくりきます。

もしこれから乗り換える人にオススメするなら

1人持ちならIIJmio

夫婦で持つならmineoをオススメするかと思います。

 

とはいえ
夫婦で2年間IIJmioを使ってみてすごく満足してるので
IIJmioオススメです。
・通信の安定性は信頼できる
・データ通信量を夫婦で完全にシェア出来る
・しかも余ったら自動的に次月持ち越しできる
・チャットは素早くオペレーターが対応してくれる

かなりストレスフリーです。

格安SIMのオススメは?IIJmioに乗り換えて2年ほどたったので深堀りレビュー

2019年12月6日