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投資AIのロボアドバイザーTHEOに4年投資してみたレビュー+【テオ(THEO)&ウェルネスナビを比較】

AI投資アドバイザーの
ロボアドバイザーに投資して4年たった(2016年3月からスタート)ので
ロボアドバイザーについてのまとめ&レビューします。

ロボアドバイザーに投資するかどうか
迷っている人の参考になれば幸い

AI投資のロボアドバイザーとは?

投資AIを駆使して
成長型
保守型
など
希望に応じたポートフォリオを組んで運用してくれるサービスです。

その実はETF投資ではありますが。

ロボアドバイザーなら
『ウェルネスナビ』と
『テオ(TEHO)』

の2つが有名です。

ロボアドバイザー『テオ(THEO)』『ウェルネスナビ』の比較

代表的なロボアドバイザーの
『テオ(THEO)』『ウェルネスナビ』の手数料や入金銀行、最低投資金額などを比較してみました。

年間信託手数料の比較

『テオ(THEO)』 1%
『ウェルネスナビ』 1%

年間の手薄料は同じです。

この手数料は
預けている資産総額に対して1%かかります。

この中には

保有しているETFの手数料や売買手数料を含みます。
海外ETFを購入する場合
為替手数料なども生じますが
これらも含んでいます

要するに
年間1%
手数料はこれだけ

ということです。

ちなみに双方ともに
時価評価額が大きくなると
手数料がディスカウントされていきます。

具体的には
時価評価額が3,000万円を超える
オーバーした部分の金額に関しては
年間手数料0.5%になります。

毎月積み立てするとTHEOの年間手数料が安くなる

TEHOにはカラーパレット制度というのがあって
毎月積み立てをしている人の場合
投資総額が3,000万未満でも
年間手数料がやすくなります。

条件は2つ

①毎月積み立てをしていること
②出金をしていないこと

この2つを満たした上で
カラー基準額の金額に応じて
手数料が割引になります。

カラー基準額は
運用開始から対象期間内の各月末までの入出金総額の平均
で決まります。

ホワイト:1.00%
ブルー :0.90%
グリーン:0.80%
イエロー:0.70%
レッド :0.65%

というように手数料が割引されます。

入出金手数料の比較

ロボアドバイザーを利用する場合
お金を入金するにしても
出金するにしても基本的に手数料はかかりません。

THEOもウェルネスナビも入出金手数料は無料です。

ただし入金に関してはネットバンキングの利用が条件です。

銀行振込の場合は
利用する銀行による振込手数料がかかります。

■クイック入金に利用可能なネットバンキング比較

クイック入金にはネットバンキングを利用します

テオ(THEO)

ウェルネスナビ

  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • じぶん銀行
  • 楽天銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • じぶん銀行
  • ソニー銀行
  • イオン銀行

最低投資額の比較

双方ともに
1万円からの入金となっています


最低投資額は

THEOは1万円
ウェルネスナビは10万円

となっています。

ロボアドバイザーのTHEOとウェネルナビどちらがNISAに対応しているの?

NISAに関してはTHEOもウェルネスナビもNISAには対応していませんね。

【運用成績公開】4年間『テオ(THEO)』を運用してみたのでレビュー

ぶっちゃけるとロボアドバイザーのこと
忘れてました。

10万円試しに
入金してみて
当初はチラチラみてましたが
そのあと忘却の彼方。

現在はこんな感じで
結構上がってますね。

一時めっちゃさがってますし
全期間通じてなかなかの騰落ぶりっすね(^_^;)

ちなみに
ポートフォリオは
リスク最大の設定のグロースの方針にしています。

■保有銘柄は?

SPYV 米国の割安株 46%
FEZ ユーロ圏の大型株 20%
EWJ 日本株 15%
VWO 新興国全体の株式 11%
EPP 日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 8%

となっています。

■積立てしておけば良かったかなー・・・

まあ
現在は世界的にも日本国内も
株式は高値水準にあります。

バフェット指数もかなり高いということで
これが運用状況が好調の原因でしょう。

逆にロボアドバイザーの成績が下落しているタイミングを見るとSPYDなどの価格も連動して下がっている
ので、割安で買えるチャンスとよみとってもいいもしれない。

資産見直して
海外ETFに投資し直そうとしていましたが
ちょっとこのままロボアドバイザーは様子を見て運用してみます。

手数料に関してですが
実は海外ETFへの投資など勉強するとわかりますが
ロボアドバイザーの手数料は決して安くはありません

ただ
この手数料が
為替手数料
ETF組み換えの為の売買手数料
ETFの年間保管料

などもろもろの要素を含めている事と

本来投資を始める場合の
ネット証券の新たな口座開設
口座開設した後
ETFや株式を購入するための
入金&ドル円の交換
購入すべきETFや株式の選定
どのタイミングで購入すべきかの判断

といった
投資に際してやることを一任できる点で
初心者がまず投資をスタートするにはとっつきやすいかもしれません。

とはいえ個人的には
買うべきETFも選定できて
証券口座も開設して
購入方法もわかるように勉強を進めていくべきだと思うし
ある程度理解がすすんだら
個別にETFを買い進めて行くべきだと思っていますが

実際にほったらかしである程度結果がついてきてしまっている状況を見ると
完全に否定してしまうのもどうかなあーと思います。
なにも知らないながらもとりあえず投資に一歩踏み出してみた過去の自分はよくやったと思います。

もしじゃあロボアドバイザー少しお金いれてみるかー
となった場合
ウェルネスナビにするか
theoにするか
どちらを選ぶか?ですが

コレに関しては
なんとも言えません。

手数料の差はありませんし
サイト見てみてしっくり来る方で運用すればいいと思います。

ただTHEOはロボアドバイザーで一番歴史があるし最低投資金額が1万円からと
めちゃくちゃ安いので小さくはじめてみるとならテオが始めやすいですね。

複数ロボアドバイザー口座を開設して
ロボアドバイザーの分散投資までする必要は感じないので
私は引き続き
ロボアドバイザーはTEHOのみで運用を継続します

ロボアドバイザーレビューのまとめ
  • 好調は世界的株高が原因?
  • 手数料1%は実は安くはない
    とはいえ為替、売買、保管手数料をすべて含まれているので初心者はわかりやすい
  • ロボを利用するより個別にETFを購入できるならそれに越したことはない
    が、口座開設、入金、ドル円交換、ETF選定、購入タイミング
    など一任できるのは投資始めるにはとっつきやすい
  • 手数料はどこも同じ水準で横並び
  • 最低投資金額はTHEOが1万円と安い
  • 複数のロボアドバイザーを開設してリスク分散までする必要はない

■ETFなど個別に投資始めるならネット証券口座が必要で
候補になる三社の特徴を比較してみました。

オススメネット証券口座の結論

・【一つだけならココ】SBI
楽天と同じく手数料が安いです。
50万円までなら売買手数料無料の定額プランもあります(単元未満株除く)
また、海外ETFのドルコストは唯一ここだけです。
単元未満株の取り扱いもあります。

楽天証券

使いやすいです。チャートも銘柄検索も。
米国株やETFの円決済可能(スプレッド25銭かかりますが)でとっつきやすい。
単元未満株が買えない。

マネックス証券
単元未満株OK
米国株購入はトレードステーションでこれがちょっと初見分かりづらいです。
僕は昔から使っていますが
売買手数料が群を抜いて高いです。
が、株のスクリーニングなど無料で使えるツールが便利。

 

・【手数料のやすさは群を抜いている】DMM 株
ほぼ手数料横並びの中で
売買手数料が群を抜いてやすいです。
また、米国株円決済と手数料無料の2点で
米国ETFの購入口座として現在最有力です。
ただしドル決済は無し
単元未満株は買取請求のみ

・【単元未満ならココ】SBIネオモバイル証券

単元未満株を大量購入するなら候補になります。
月額50万円までならどれだけ売買しても200円のみしかかかりません。
ワン株(マネックス)やS株(SBI)などの単元未満株では定額プランはありませんので
どうしても最低手数料がネックになって手数料が割高になります。
ですので単元未満株を大量に手数料無料で買うならネオモバが最良です。
毎月取引してなくても200円かかり続けるのがネックですが
この200円はポイント還元されて次の株式購入に当てれるので実質は無料です。