前回
『投資は法則でやれ』って事で
じゃあその法則はなんだよ!
の答えを探して2巻から投資哲学をピックアップ
法則 利食いと損切り
実は僕、損切りをしない!という方法論でロスカットまでいった経験あります。
法則 損切りは10%、利食いは20%
初心者は損切り5%と利食い10%。
損小利大。
シンプルかつ具体的。
株価や通貨をこのルールで運用してみる実験をしてみようか。
今のウェブの証券会社だとどこでも、購入したと同時に予め決済注文しておくこともできますね。
感情に流されずに、法則を自分の上に置く。
最悪の塩漬け→売って損失が出ることを嫌がり売れない
最悪の塩漬け株。
塩漬け状態では本来運用出来るはずのお金の機会損失になるし、
フィードバックをうけて失敗した理由を学ぶ学習の機会損失にもなる。
議論は個人のこだわりを生むのみ
主観を武器にしてしまう事が致命的になる。
飽くまでルールを上位に。
『塩漬けになるまえにさっさと売ってしまう』
というルール。
損失と利益の苦痛と満足度の効用がひと目でわかるの曲線グラフ プロスペクト理論の効用曲線
損切りが出来ず塩漬けになる心理がひと目でわかる。
プロスペクト理論の説明はいろいろな所でされてますが、この効用曲線を見るのが一番わかりやすい。
逆に利益が伸びても効用は上がらず、損失が生じる時の苦痛の方を過大評価するため、利益を伸ばすチャンスを逃して、利食いを急いでしまうのだろう。
投資家の最も重要な資質、損切りが出来るヤツかどうか
「せっかくお金を払ったのだし、最後まで見よう」
って僕とかは思うタイプ。
出したお金が大きければ大きいほど、その中からなにか面白いとこないか?
と考えてしまう。
ココで、面白くない、合わない映画の特徴なんてものを学んでかつ、損切りを決断できるというのは
投資家として重要なのだと思う。
僕は損切りできる!という資質がかけている。
お金より時間が大切
ココに視点をあわせる事ができれば損切りできるマインドをゲットできる。
そして
過去は忘れる
これも投資家の大切な資質。
東証などの説明
東証とは→東京証券取引所の略で世界三位の証券取引所
一部、二部、マザーズ、ジャスダックも運営している
マザーズとジャスダックは新興企業向けで、IT系はマザーズが多い
法則 株ハ入口ニアラズ出口ニアリ
蓮さんによると、学校の勉強も教科書に従ってしているだけでは
株を買っただけで満足していることと同じ
学校の勉強なら目指す点数があり、そのために力を入れる教科を選択する。
株ならいくらで売るか?という予測がたってはじめて買う(ココで言えば20%の株価アップで利食い、10%ダウンで損切り)
という事ですね。
出口戦略は株にも人生にも応用可能で
勉強の例で言えば、何のために?が明確になって初めて学ぶ意欲を持ったりする。
語学の勉強だって北欧の金髪美女と仲良くなりたい!という強烈な目的があって初めて、効果的な勉強になる。
7つの習慣の第2の習慣
『目的を持って始める(終わりを思い描くことから始める)』
という格言にもあるように。
まとめ
2巻はまだまだ続きますが一旦ココでまとめさせてもらいます。
法則
- 損切りは10%、利食いは20%
- 塩漬けになるまえにさっさと売ってしまう
- 議論はしない
- 株ハ入口ニアラズ出口ニアリ
投資家としての資質
- 損切り出来るヤツかどうか
- 過去は忘れる
- お金より時間が大切だとわかっている
まずは損切りと利食いの重要さを理解し、具体的な投資ルールを確立しましょう。
言うは易く行うは難し
なぜなら今回学んだ、プロスペクト理論でわかっているとおり
人間は損失に過度な苦痛を味わいます。
また、傷口が拡がる苦痛より、少しでも損失が小さくなる満足度の方が高い。
その心理作用が前もってわかっていれば、対策がとれます。
『株を買う段階で、損切りと利食いを予め決済注文しておくこと』ですね。
長期投資というよりトレードとしての法則ですね。
さてさて、インベスターZは現在21巻まででています(2017/10)
2巻は現在(2017/10)unlimited対応しています。
いつまでセールかわかりませんがKindle版は1巻5円で(!!)購入できるので今のうちに買っときましょう。
っていうかあれ?20巻まで5円?ラッキー!今日買う人、最高やん。
トレード系を学ぶならマーケットの魔術師という鉄板本もあります。
未読の方で、これからトレード勉強するよという人は、絶対参考になるので一度目を通してみてください。
有名な本なので図書館に絶対あるよ。
ただ、書き込みやドッグイヤーしたくなると思うけど。
▼管理人使用中のネット証券会社 マネックス証券
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