iPhoneスマホでKindleの読み上げ機能を使いオーディオブック化する方法【ジェスチャーなど使い方・操作方法】




この記事で得られる事

Kindle本などの電子書籍をスマホ(iPhone)の読み上げ機能を利用してオーディオブック化し
必要なジェスチャー、操作方法を知る事ができます。

※この記事ではiPhoneなどiOSを搭載した端末を利用した方法をお伝えします。
※厳密にはipodtouch iOS9を利用した方法なので環境により多少表現の違いがあるかもしれません。
※androidの方はTalkBackを利用した方法がありますが別記事になります

Kindleの読み上げには専用アプリが必要?

kindleの読み上げ機能を使うにはアプリは必要ありません。
iOSの基本機能である 『スピーチ』or『VoiceOver(rボイスオーバー)』機能を使えばOKです。
ジェスチャーもシンプルで一旦覚えてしまえば十分なので
別のもっと使いやすいアプリがあるはず!と無駄な努力をする必要はありません。

VoiceOverよりスピーチモードをオススメします。
念の為ボイスオーバーを利用した方法の両方をお伝えします

『VoiceOver(rボイスオーバー)』機能を使う場合

設定方法


まずはスマホの【設定】画面
→【一般】タップ



次に【アクセシビリティ】をタップ


【VoiceOver】がありますが先こっちやると止め方不明で慌てる事になります。
まず、【VoiceOver】のオン/オフをショートカット
で設定しておく事をオススメします。


ここです
【アクセシビリティ】の一番下にスクロールすると【ショートカット】があります。

ここをタップ


【VoiceOver】にチェック

これでOKです。

ジェスチャーなどの操作方法

VoiceOverのオン/オフ:【ホームボタン】をトリプルクリック!します。
ページの最初から読み上げ:二本指で上にスワイプ
読み上げストップ:二本指でタップ
読み上げ再開:二本指でタップ
スピードの変更:二本指でつまみを回すジェスチャー
成功すると以下のようなつまみの画像が表示されます

バーチャルつまみを回すと
【読み上げ速度】→【コンテナ】→【文字】→【単語】
などモードが変わります。
今回は【読み上げ速度】のみ使用します。

つまみを【読み上げ速度】にした状態で
一本指で上にスワイプ→スピードアップ
一本指で下にスワイプ→スピードダウン

となります。

スピーチ機能を利用した場合

正直Kindleのオーディオブック化するだけならコチラで十分です。

設定方法


まずはスマホの【設定】画面
→【一般】タップ


次に【アクセシビリティ】をタップ


【スピーチ】をタップ


【選択項目の読み上げ】タップ
【画面の読み上げ】タップ

■実は声も変えられます

【声】をタップ


【日本語】をタップ


こんな感じで

Kyoko(デフォルト)
Kyoko(拡張)
Siri(男性)(デフォルト)
Siri(男性)(拡張)
Siri(女性)(デフォルト)
Siri(女性)(拡張)

から選べます。

いろいろとフィットする声を試すといいかもしれない。

操作方法

スピーチモードオン:二本指で上から下に【ハ】の時にスワイプ 少し拡げるように

すると こんなメニュー画面が出ます

①読み上げのオン/オフ
②左のページへ
③右のページへ
④スピードダウン
⑤スピードアップ
⑥メニューたたむ
⑦スピーチモードオフ

まとめ

スピーチモードの最速であれば
通常のオーディオブックの2.5倍くらいの体感かと思います。

ボーカロイドの声が不快な方は無理ですが
やってみると結構いける感じになると思います

「ただ読み上げ可能な内容が画面に見つかりませんでした」

となることもあるのでまだまだ安定はしません。

僕はオーディオブックのヘビーユーザーでよく
FeBe!(フィービー)やAudibleを利用しますが
オーディオブック業界も商売あがったりなんでは
と危惧します。

こうなるとオーディオブックは
対話形式、ストーリー形式、声優陣も人気声優起用
あるいは著者の直接朗読(草薙龍瞬さんのAudibleは大変よかった)、芸能人などの起用など
やっていかないと
ナレーターさん一人の力で立ち向かうのはダイブしんどくなってくる気がします。

『Googlehome』や『Amazon Echo』が家庭に入り込み
行き着く先は

『her/世界でひとつの彼女』
のOS?

そうなると電子書籍を全く人間の声で間違いなく朗読してくれるようになるのでしょうね。

android版もTalkBack機能を使えばオーディオブック化できます
別記事にアップします。