楽天VTIか米国ETFどっち買う?TIF(米国のインデックス投資信託)に日本にいながら自動積立で長期投資する方法




【追記しました】

TIF(米国のインデックス投資信託)に日本にいながら自動積立で長期投資する方法をリサーチしました。

米国のインデックス投資信託に長期投資したい!

ある本を読んで
アメリカのインデックスに長期投資する事にしました。

日本円で現金寝かしておくのもね・・・・

今までは米国のインデックスに投資するには
投資信託を株式市場に上場している海外ETFでVTIを購入するのみでしたが
楽天証券から投資信託が発売されていて
これが信託報酬が安く(直接ETF購入するよりは高い)
しかも売買手数料無料って事で
毎月積み立てにちょうど良いので
これを自動積立する事にしました。

【投資方法】毎月定額で楽天VTI投資信託を自動積立する

そもそもなんで米国のインデックスに投資する気になったのか

たぶんTIFに投資したいって思った人は僕と同じ本よんだと思うんですけど

これです。

で、今後の世界の流れってどうなるかわからんけど
米国の強さは揺るぎないだろうなー、
自身、投資哲学があるわけでも
知識があるわけでも無いし
勝ち馬に乗っとくかー

という至極、安直な思考回路で結論にいたったわけです。

一応、自分的に納得した部分を引用しておくと

ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者
バートン・G・マルキール
「インデックスファンドの年間収益率は、アクティブ運用のそれを二%近く上回っている。アクティブ運用は総体として市場全体を上回る総リターンを上げることができず、それゆえ、平均してみれば、自分たちの運用管理費用(信託報酬)や取引コストの分だけインデックスに負ける」

 

ウォーレン・バフェット
妻が保有する不動産を管理する財団を設立するにあたり
資産の九〇%をコストの低いS&P五〇〇インデックスファンドに投じるように指示を出した

 

マゼラン・ファンド伝説のファンドマネジャーのピーター・リンチ
「S&Pは一〇年間で三四三・八%上昇した。まさにホームランである。一方で、一般的な株式ファンドの上昇は二八三%にすぎない。つまり負けている。ファンドのパフォーマンスはプロたちの手にかかることでひどくなっているのだ。 一般投資家はインデックスファンドに投資したほうが良い結果を得られるであろう」

などなど

ようするに
①プロの投資家がいくら頑張ったって
インデックスを上回る成績をあげることは奇跡に近い。

②売買や管理手数料などコストが利回りを圧迫する

ことからおとなしくインデックスを買っておくことが案外ベターな選択だったりする。

で、アメリカのインデックスに投資できるのが
TIFです。

TIFはヴァンガードって会社がだしている投資信託です。

年間経費0.04%
売買手数料0

という。

「これに投資したいなー」と

日本でこれに投資するには
2つ方法があって

①VTIのETFを買う
②楽天VTIという投資信託を買う

なんですよね。

VTIってのはなにか?

Vanguard Total Stock Market ETF
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

要するに

全米株式ETFです。

全米の3600社に分散投資できます。

【ETFとは?】
投資信託を上場して株式のように売買できます。
日本でもマネックス証券や楽天証券、SBI証券を利用して海外のETFも買えます
が、売買手数料、為替手数料、現地諸費用などがかかります。
海外ETFのの場合、売買手数料が結構高い。

ジョン・C・ボーグルさんによると

ETFはTIFをトレーダーのおもちゃに作り変えたものだ

とのことです。

僕たちはおもちゃに作り変えたものにさらに余分な手数料はらうか
それを購入する投資信託を購入するしかないというのですけどね。

インデックス投資ならアメリカではなく日本でもいいのでは?

ところで
インデックス投資が手堅いのだったら
別にアメリカじゃなくて日本のインデックス投資信託でよくない?
って思いませんか?

ただロングスパンでみると・・・・

株式市場は長期でみれば基本右肩上がり
という一般的な定説はアメリカには当てはまるけど、
日本には当てはまらないのですね。

ロングチャートをみてみましょう。

TOPIXは東証株価指数で日本の東証一部上場企業の銘柄を対象にした指数で
日本全体の株価の基準になります。

米国でこれに対応する指標はS&P500

厳密には違うかもしれませんが
長期間の株価の流れをチェックするには問題ありません。

▼TOPIX 長期チャート

引用
東京証券取引所

▼s&p500 長期チャート

引用
https://www.multpl.com/s-p-500-historical-prices

日本の株価は直近でみると上昇トレンドですが
ロングスパンでみるとホントのところバブルまでが上昇トレンドだとわかります。

10年以上のチャートはなかなか検索で出てこない。
長期チャートで検索すると10年のものばかりなので
それでみると日本も長期的には上昇トレンドだと勘違いしちゃいます。

また人口は経済とつよく関連しますので
人口ボーナスを使い果たしている日本が長期で株価が右肩上がりになるとは想像しにくいです。

一方でアメリカは延々右肩上がりです。

びっくりしたのはリーマンショック
2008年の世界金融危機の引き金になっで大騒動でしたよね。
あれですら、一時的な下げにしかすぎなかったんですね。

当時振り返ると

「アメリカの良い会社がディスカウントで買える!」

と喜んでいた人が異様に見えた記憶があります。

ちなみに日経平均とダウ平均を比較しても同じようなもの。

もう一つ付け加えると

日本円を稼ぎ、日本円を貯蓄している時点で十分日本に投資している

って考えることもできます。

まあこれは 建前ですね。
本音は日本に長期投資するのが怖いのかもしれない。

VTIのETFか楽天の投資信託、どちらが良い?

話を戻して
アメリカのインデックスに投資するには

①海外ETF
②VTIを購入している投資信託

2つが考えられます。

結論としては僕は投資信託の積立にしたわけですが。

①米国のETFを買えるのは楽天・SBI・マネックス

僕が調べたところはこの3社ですね。
ほかにもあるかも。

米国ETFを買う場合
証券会社の口座に入金している日本円をドルに両替してから
購入することになります。

ちょっとややこしいですが
やってみると簡単です。

じゃあ、3社のうちどこでVTIを購入するか?

海外ETFの場合
売買手数料と為替手数料・現地諸費用を比較します。
ちょっと前までマネックス証券が頭ひとつ抜けてやすかったんですが
今日しらべてみたら
完全に横並びです。

売買単位もマネックスのみ一口だったと思ってましたけど
これも3社ともに一口から買える用になっている!
横並びです。

僕はマネックス証券メインでしたが
まあ、どこでもいいですね。

ただ画面の使いやすさは楽天かなーと個人的には思っています。

②VTIを購入している投資信託に投資する

楽天VTIという投資信託が出ています。

結構最近なんですよね。

これだと通常の投資信託に投資するシンプルな形で
米国インデックスに分散投資できます。

米国ETFを購入する場合と違って投資信託なので
為替の両替などは不要なので為替手数料はかかりません。

一つ会社を経由しているので手数料たかいのかなーと思ったんですが

信託報酬が年率0.1696%
ですね。

ETFだと0.04%なので
やっぱり投資信託は少し高い

100万円持っていると
ETFなら400円
VTI投信なら1696円ですね。

ETFのほうが安いのですけど
海外ETFを購入する場合は売買手数料と為替手数料もがかかります。
海外ETFの購入手数料は最低500円から最大2000円かかります。
コストは似たような感じかもしれん。

あと投資信託のほうが有利なのは
毎月の自動積立ができることですね。

海外ETFは自動積立できないです
できるとしても売買手数料が毎回かかるので
パフォーマンスが落ちます。

追記
SBIだとETF積立できるようです

なので

ドルコスト平均法で毎月指定の金額を
手数料なしで定期購入を考えるなら楽天VTI投資信託ですね。

一旦設定してしまえば
意志の力は不要で
仕組みが自動的に投資してくれます。

気になる点といえば
楽天VTIのほうが時価総額が桁違いに小さいところ
ですね。

ちなみに
楽天証券の積立投信の口座引き落とし手数料
気になるところですね。自動引落で積立するなら
これは基本的にかからないのでどこの銀行を設定しても問題ありません。

結局のところ

アメリカのインデックスに投資するには

①海外ETFでVTIを購入するか
②楽天VTI投信で積立するか

この2択になりますが

僕は楽天VTI投信を積立する事にしました。

決め手は

①自動で積立できる事
②売買手数料がかからないこと

です。

一旦設定しておけば
忘れてしまえるのがいいです。

素人なもんで用語の使い方など間違いがあるかもですが
なにか参考になれば幸いです。

積立ニーサやiDeCoの利用も

投資信託なので
積立NISAやiDeCoも検討してみてもいいですね。

【おすすめ証券口座】ネット証券3社ならどれでもOKですが

上でも書いてますが
大手ネット証券トップ3は
楽天証券
SBI証券
マネックス証券

です。主観です。
以前は手数料や購入単位などでマネックスをオススメでしたが
今は横並びです。

▼外国株の取扱が違います。

海外株式の場合、アメリカ・中国の株式を売買なら3社とも可能ですが
他国の取扱状況が違います。

幅広く海外の株式みるならSBIがベターです。
(米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシア)

僕が購入をきめたVTIなら楽天のみの取扱になります。

楽天VTIはマネックスでも購入可能です。
ネット証券は複数もっていても特にリスクはなく
IPOの応募も視野にいれるなら全口座開設していてもオッケーかと思います。

結局やることは同じですから。

僕がメインで使っているのはマネックス証券なんですよね(汗)

ちなみに全口座開設済みです。

【おすすめ本】インデックス投資は勝者のゲーム

インデックス投資は勝者のゲーム

海外のインデックスに超長期で投資を考えている人には
すごく納得できる本です。

よほど投資が好きでない限り
株式市場でギャンブルに耽るより
こういった形でインデックスにまかせてしまうほうがいいなーと
確信できる本です。

著者はジョン・C・ボーグルさんで
バンガードの設立者さんですね。
(VTIを販売している会社です)

その彼がインデックス投資を勧めるという
普通に考えたら信用ならん本なわけですが
上記で引用したように、
統計データで客観的に分析しているのと
バフェットを始めなんか投資界隈で有名っぽい人の言葉を引用して
インデックスいいぜー
って勧めてきて
なんだか読んでいるうちに納得してしまえます。
読んで納得したら
じゃあ、日本人が米国のインデックスに投資するにはどうしたらいいの?
とまずなります。

このタイミング、
iDeCoや楽天がVTIの投資信託を始めたりと
裏方の意図が見え隠れしてますが
自分の中でまあ腑に落ちたらいいかなーという感じです。

まあUnlimitedですし(今の所)ざっと目を通してみても損は無いです。

【追記】

現在は
余ったお金をインデックス投資するだけじゃなくて
高配当株への投資も考えています。
最近みつけた学長の影響ですね。
かれのyoutube絶対見るべき。
高配当銘柄でいえばETFは多少手数料がかかってもかなり有望に見えます。
どのETFに投資したか?なども今後かきます。
日本株で高配当株集めるなら
SBIネオモバイル証券が狙い目です
(追記SBIのS株、マネックスのワン株でオッケーです)