つみたてNISAに組み込みたい米国インデックス投資信託まとめ【今からならSBI・S&P500が良い?】




長期投資の場合
金融資本はできるだけ米国インデックスに投じたいと考えています。

長期投資するならアメリカにするべき理由【米国ETFとSP500投信に金融資本全力投入】

今回は米国のインデックスに
日本にいながらにして投資できる投資信託をまとめました。

つみたてNISAの組み込み候補として参考になれば幸いです。

つみたてNISA対応の証券会社について
ここでは『投資信託』『つみたてNISA』の取り扱いがある
マネックス・楽天・SBI証券からリサーチしています。
実は・NISAに対応していても
つみたてNISA未対応の証券会社もあります。
具体的にはネオモバやDMM株ですね。

 

つみたてNISAに対応米国インデックス投資信託比較表

投資信託売買手数料年間信託手数料純資産(20/01)ベンチマーク
楽天VTI無料0.162%802億円CRSP USトータル・マーケット
SBI・バンガード・S&P500無料0.0938%121億円S&P500
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)無料0.0968%501億円S&P500
信託手数料が高いものは除外しています
信託手数料は
年間のトータル資産に対してかかる手数料です。
安くて良いものが選択できるので
手数料が高い商品は除外しています

ざっとみて

純資産が多いのは楽天です。
スタートが一番早かったからですね。

信託手数料が一番安いSBI
2019年9月26日スタートで最後発です。

SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

■コード

89311199

■純資産

12,105百万円

■手数料

売買手数料 無料

信託報酬 (税込)/年 0.0938%程度

■ベンチマーク

S&P500株価指数

■設定日(いつから運用開始しているか)

2019/09/26

■取り扱い証券会社

SBI

楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド

■コード

9I312179

■純資産

80,356百万円

■手数料

売買手数料 無料

信託報酬 (税込)/年 0.162%程度

■ベンチマーク

CRSP USトータル・マーケット・インデックス

■設定日(いつから運用開始しているか)

2017/09/29

■取り扱い証券会社

SBI
楽天
マネックス

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

■コード

03311187

■純資産

50,174百万円

■手数料

売買手数料 無料

信託報酬 (税込)/年 0.0968%以内

■設定日(いつから運用開始しているか)

2018/07/03

■取り扱い証券会社

SBI
楽天
マネックス

【Q】海外ETFをつみたてNISAで運用できる?

もっともな疑問ですよね。

実は
米国に投資する場合
日本で委託されている米国インデックス投資信託ではなく
米国ETFに投資する事には結構メリットがあります。

例えばETFで購入候補になるSPYDだと
経費率は0.07%
純資産は2,163.29 (100万米ドル)
21億米ドルなので100円換算すると2,100億円。
比較してみると随分ちがいますよね。

「なので海外ETFを定期買付してつみたてNISAで運用したい」

と考えるのは当然。

となると
海外ETFの定期買付サービスは
SBI証券で利用できます。

もちろんNISA預かりにも対応しています!

これで解決?

ではありません。

 

注意点があって

SBI証券の海外ETFの定期買付で預かってくれるのは

つみたてNISAではなく
通常のNISAになります。

海外ETFの定期買付でつみたてNISAは利用できません。

通常のNISAの場合は長期というより中期で値上がり益を狙うようなイメージなので利用が難しいです。

つみたてNISAと通常のNISAはどちらか一方しか持てないので
長期のドルコスト投資でつみたてNISAを利用したい人は利用できないという事です。

まとめ

以上です。
米国インデックス投資信託で
つみたてNISAに組み込む候補になるのは
これらの投資信託になります。

投資信託売買手数料年間信託手数料純資産(20/01)ベンチマーク
楽天VTI無料0.162%802億円CRSP USトータル・マーケット
SBI・バンガード・S&P500無料0.0938%121億円S&P500
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)無料0.0968%501億円S&P500

ブラックロック・ジャパンや
野村
三井住友の全米インデックスなど他にも選択肢はあります。
が、
年間信託手数料が
0.4125%
0.55%
0.605%

と割高になので省きました。

というのも、

・売買手数料は基本的に無料です。

・ベンチマークは米国インデックスであることに違いはありません。

・為替ヘッジ有りでつみたてNISA対応している米国インデックスファンドが現在みつかりません。

となると

投資信託を比較する場合
純資産の大きさ
年間信託手数料が指標になります

また
SBIのSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

つい先日始まった所(2019/09/26)で
純資産額はやや少ない(2020/1月時点)ですが
信託報酬が 0.1%を切っています。
楽天VTIと比較してかなり安い。

もし
これから
つみたてNISAで米国インデックスに天引き投資始めるなら
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを選択するといいと思います。

私が始めた頃は
米国インデックス投資信託は
楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンドの事)以外がまだ有りませんでした。ので
楽天VTIが投資先です。

が、今後さらに投資信託の積立金額を増やすとしたら
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドに投資することになります。

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2021年6月7日