個人事業の会計をクラウド会計ソフトで処理することは決めたけど
どれにしようか迷っている人は参考にしていただければ(^^)
私自身3年前本業の傍らフリーランスで開業届だして
毎年確定申告してます。
フリーソフトやエクセルで帳簿つくって申告したりと
いろいろ試して
最終的に
やよいの青色申告におちつきました。
その経験をもとに比較してみました。
特に明確に違う料金とサポートプラン
スマホの評価やmac対応
ここを重点的に比較して決めました。
とりあえず三社の共通項目
弥生の青色申告オンライン
freee
マネーフォワード
ともに
個人事業主向けのクラウド会計ソフト
として
競合しているので
最低限
確定申告に必要になる項目は共通しています。
・科目指定の補助(まよわず入力できる)
・クレジットカードと銀行口座取り込み
・レシート画像の一括取り込み
・確定申告用書類の作成(青色申告決算書、PL、BS、総勘定元帳)
・スマホアプリ対応
ここまでは
どこでも同じです。
使いやすさについてはそれぞれ
試して合う合わないを判断するしかないです。
どこの会社も無料期間があるので
いきなり有料プランを始める前に
触ってみることができます。
明確に違いがでるのが
・電話・チャット・メールサポートはある?
・税務相談などサポートは?
・年間の料金は?
・スマホアプリの対応状況と評価はどう?
・Macに対応している?
といった点です。
ということで
ここでは
・料金プランとサポートについて
・スマホアプリ対応状況と評価
・MacのPCに対応しているのか?
・サイトの使いやすさ
について比較してみます。
プランと年間の価格の比較
三社の価格とプランを比較してみます。
まずは
やよいから
▼やよいの青色申告オンライン料金プラン
プラン | 年間の価格 |
セルフ | 8,000円 |
ベーシック | 12,000円 |
トータル | 20,000円 |
となってます。
全プラン
口座やクレジットカードの一括読み取り
決算書・確定申告書の作成
電子申告(e-Tax)にも対応しています
ベーシックプランはセルフプランに追加で
電話・メールやチャットを利用しての操作説明
さらにPCで画面を共有しての操作説明まで受けることできます。
トータルプランではベーシックプランに追加で
さらに細かい業務相談
具体的に言うと
仕訳・経理業務・確定申告・消費税改正・マイナンバーなどについて
相談できます。
▼freeeの料金プラン
プラン | 年間価格 |
スターター | 9,800円 |
スタンダード | 19,800円 |
プレミアム | 39,800円 |
freeeもスターターの段階で
口座やクレジットカードの一括読み取り
決算書・確定申告書の作成
電子申告(e-Tax)
チャット・メールサポート
さらに
見積もり請求書納品書の作成までできます。
スタンダードになると
レシート読み込みの保存が無制限になるのと入金支払いレポート
チャットサポートの優先が追加されます。
プレミアムでは
電話サポートが解禁されるのと
税務調査の際の税理士の相談費用が無償でサポートされます。
▼マネーフォワード料金プラン
プラン | 年間価格 |
パーソナルライト | 11,760円 |
パーソナル | 23,760円 |
パーソナルプラス | 35,760円 |
パーオナルライトから
チャットメールサポートがついてるのと
パーソナルプラスになると
電話サポートが解禁になります。
電子申告ですが
e-Tax用ファイルの出力は出来ますが
直接送信が出来るわけではないようですね。
▼3社の最低プランの価格比較
三社プランによるサポートは違います
が、
最低金額のプランをまとめて表にしてみました。
なるべく安い方がいいですもんね。
ソフト | 最低プラン価格 |
やよい | 8,000円 |
freee | 9,800円 |
マネフォ | 11,760円 |
サイトの使いやすさは?トップ画面を比較してみた
サイトの使いやすさは
実際触らないとわからないですが
トップページをみるだけで直感的に使いやすいかどうか参考になるかと思います。
▼やよいの青色申告オンライン トップページ
基本的には
かんたん取引入力をメインでつかって
確定申告する際には
確定申告のメニューから
順をおってクリックしていくので
迷いがなくシンプルです。
▼freeeのトップページ
わりとシンプルで
できるだけ
口座とクレジットから自動取り込みを推奨しているのがわかります。
つまり簿記知識をもってなくてもできるように
いらないところ徹底して省こうという姿勢が見えます。
▼マネーフォワードトップページ
見た瞬間からとっつきにくいですね(汗)
ド頭に
新機能!資金調達が登場!
って言われても困惑してしまう。
はじめにどこから手をつけたらいいのか・・・
三社の帳簿画面に改めてアクセスして
私自身の動きをおもいだしました
freeeを使ってみた時は
口座やクレジットの分割に乗り気ではなくて
やめてしまって
マネーフォワードを試してみては
とっつきにく過ぎて挫折
最終的に
やよいが使いやすくて
確定申告まで終了。
ルーティンがしっかり作れたって感じです。
確定申告までを含めた使いやすさで考えると
やよい青色申告オンライン
が一番かなと主観的に思います。
スマホ対応状況と評価を比較
▼各社のスマホアプリ対応状況を表にしました。
android | iPhone | |
やよい | ○ | ○ |
freee | ○ | ○ |
マネフォ | △ | ○ |
マネーフォワードはちょっと
いろいろアプリが有りすぎてややこいですね。
現在の所は
スマホからの仕訳はできないらしいです。
(iPhoneは仕訳に対応したらしい)
ブラウザ版との連携はできてるんですけど。
評判を見てみましょう
各社のレビュー評価点数で比較できるかと。
▼やよいの青色申告オンライスマホアプリのレビュー評価
【android】
【iPhone】
▼freeeのスマホアプリのレビュー評価
【android】
【iPhone】
▼マネーフォワード確定申告のスマホアプリのレビュー評価
【android】
【iPhone】
▼アプリの評判を表にしてみました
android | iPhone | |
やよい | ×1.8(78件) | ○4.5(2,106件) |
freee | ◎4.4(938件) | ◎4.4(2.5万件) |
マネフォ | ×2.3(23件) | ×2.7(50件) |
freeeの評判が圧倒的ですね。
結局のところ
スマホ利用する場合って
シンプルに仕訳ができればいいだけなんですよね。
分析とかじゃあなくて
検算や修正や書類作成は
どうせPC使いますから
結論
スマホメインで使うならfreee一択ですね。
やよいのandroid版が謎に評判悪いですね。
ためしにスマホに入れて使ってみましたが
きちんとクラウド連携されているし仕訳もシンプル、問題なく使えてますが。
いずれにしても、私はPCのブラウザ版がメインなんで特に問題ありません。
スマホアプリ版もマネーフォワードはちょっと芳しくない
MacPCへの対応状況
スマホは使わない
PCで処理するって場合は
MacPC使ってる人は注意が必要です。
freee マネーフォワードは公式サイトでもMac対応を謳ってますね。
ところが
やよいの場合はMacの人はやめておいたほうがいいかもしれない。
やよいは基本的に
windows環境での作動を前提にしているので
macOS上にwindowsを展開するという一手間が必要で
これは対応しているとは言えませんね。
たとえばMacPCにて
「BootCamp」「VMWare Fusion」「Parallels Desktop for Mac」
をかませるひつようがある。
無料期間の比較
とにもかくにも管理画面をつかってみないと合う合わないわかりませんが
各社無料期間、無料版を用意しているので
無料期間についての比較をしてみました。
▼やよい
フルバージョン1年間(セルフプラン)
▼freee
制限版1ヶ月
▼マネーフォワード
制限版1ヶ月
/それぞれアカウント作成だけならお金は発生しません。
やよいの青色申告オンラインは試用期間がすごく思い切ってます。
フルバージョンで一年間無料(セルフプラン)なので
申し込みしてから一回目の確定申告終了までは安心して使えます。
まとめと結論とぶっちゃけた感想
フリーランス(個人事業主)向けの
クラウド会計ソフト主要三社を比較してみました。
▼結論としては
スマホメインだよMacPCだよという方は freee一択でしょう。
WindowsPCで仕分けはスマホ使わないよ 一番安いのが良いよ
という方は やよいの青色申告オンライン
とくにブラウザ版は良いです。
確定申告まで一本串刺しでシンプルに誘導されて
すごい使いやすかった。
料金的には
全社毎月700円弱なので導入コストは低いですが
一度導入すると毎年ずっと同じソフトを使うことになるので
できたら値段と機能で納得できるものを選びたいですよね。
私は最終的に
やよいの青色申告オンラインに落ち着きました。
もし やよい がいいかな?どんな感じかな?と迷われているかたは
使って確定申告をしてみた経験を元にレビューを書いてみたのでよければご参考にしていただければと思います。
以下は主観的な感想なので不要な方はお飛ばしくださいませ。
▼ぶっちゃけた感想①
個人事業主向けで複雑な機能は不要でしょうね。
マネーフォワードは多機能過ぎですね。
迷う。
①仕訳が迷わずシンプルにできて
その帳面を元に
②勘定元帳や出納帳や仕訳帳、青色申告決算書まで作ってくれる
③欲を言えば
銀行口座とクレジットから自動集計
④確定申告シーズンはシンプルな誘導に従っていけば終了できる
という部分だけあれば当分ほかは不要です。
▼ぶっちゃけた感想②
各社いろいろプランがありますが
一番安いプランでいいと思います。
特に
ブロガー、アフィリエイター、ライター、クリエイター
不動産投資家、youtuberで
フリーランス(個人事業)の場合は。
ぶっちゃけ規模小さいとエクセルで手作業でもできます
実質そこまで複雑な会計処理しないです。
とすると、メールやチャットサポートプランは不要です。
みんな悩みは同じだからググれば済むし
税務署も税務に関する質問なら電話したら教えてくれますしね。
▼ぶっちゃけた感想③
e-Tax機能は別にいらない?
税務署のe-Taxのサイトはわかりやすいですし
(一回でも相談所で申告した事ある方ならなおさら自宅からで十分です。)
e-Taxのサイトで直接申告する場合
マイナンバーカードやカードリーダーもってなくても税務署から送られてくる
ID パスワード 識別番号を
手元に用意しておけば自宅からデータ送信で申告できます。
以上です。
個人事業主向けのクラウド会計ソフトを選ぶ際の参考になれば幸いです。
・やよいの青色申告オンライン
→使いやすい、一番安い、WindowsPC使っている人にオススメ
今だとキャンペーン中なので一年間完全無料でセルフプラン試せる
・freee
→スマホアプリの評判はダントツ、MacPCメインならこれ一択
・マネーフォワード
→おそらく多機能ゆえだけど
とっつきにくい。
結論先書いとくと。。。
・安く使いやすい→やよいの青色申告オンライン
・MacPC使ってる&スマホメイン→freee
・マネーフォワードは初心者は挫折するかも