単元未満株なら少額から投資がスタートできます。
物によっては数100円から購入可能です。
投資を学ぶ場合
1円でもお金を投じて
実際に経験しているかどうかは大きな違いです。
目次
単元未満だとこんなにいろいろ安く買える!
単元未満だとこんなに有名企業を安く買える(^^)株価は変動するので現在の目安です。
【参考】SBIネオモバイル証券
みずほ169円 | 日産681円 | 伊藤忠2,432円 |
JXTG488円 | パナソニック981円 | オリックス1,792円 |
りそな464円 | 楽天935円 | イオン2,233円 |
三菱自動車495円 | 東レ730円 | 日本タバコ2,494円 |
セブン銀行341円 | ソフトバンク1,499円 | スクエニ5,670円 |
では、まずは
「単元未満株から投資家デビューしよう!」
となった場合
単元未満株の取り扱いのあるネット証券が必要になります。
どこでもやってるわけでは有りません。
また単元未満株の取り扱いがあったとしても
ネット証券によって手数料などが違います。
実際比較して検討してみましょう。
単元未満株の取り扱いのあるネット証券は?
SBI証券
SBネオモバイル証券
マネック証券
カブドットコム証券
があります。
楽天や松井証券は
買取請求や端数繰り上げの為の一括購入
端数一括売却のみですね~
マネックスのページでは松井証券は単元未満株取り扱いがあるって書いてるけど
これは取り扱っているうちに入りませんね(^_^;)
株そのものはどこで買っても一緒のものですが
ネット証券が違えば
購入の際の手数料や
注文受付可能時間
約定タイミング等が変わってきます。
では
手数料や注文可能時間を比較検討してみます。
単元未満株の売買手数料を比較
手数料は大まかにわけて
『定額プラン』
と
『注文ごとに手数料が発生するプラン』
があります。
単元未満株の定額プランであれば
SBIネオモバイル証券 1択になります。
ちなみにSBIネオモバイル証券は
SBIと名前ついてますが
SBI証券の口座と別口になるので
別途申し込みが必要です。
単元未満株の手数料定額プラン詳細
単元未満株で定額手数料タイプだとSBIネオモバイル証券が選択肢になります。
まずは
手数料を確認してみましょう
約定合計金額 | 月額の手数料(税込み) |
0-50万円 | 220円 |
~300万円 | 1,100円 |
~500万円 | 3,300円 |
~1,000万円 | 5,500円 |
以下100万毎に1,100円追加 上限は無し |
1ヶ月200円!(税込み220円)がわかりやすい訴求ポイントですが
実際は
1ヶ月に50万円以上約定する場合は
段階的に手数料が上昇します。
50万円から先の定額手数料に関しては
場合によっては
通常のネット証券の定額プランの方が安くなる場合があります。
一日の約定金額 | SBI | 楽天証券 | マネックス証券 | SBIネオモバイル証券 |
---|---|---|---|---|
~50万円 | o円 | o円 | 2,750円 | 220円 |
~100万円 | 838円 | 943円 | 2,750円 | 1,100円 |
~200万円 | 1,278円 | 2,200円 | 2,750円 | 1,100円 |
~300万円 | 1,718円 (100万毎+440円) | 3,300円 (100万毎+1,100円) | 2,750円 (300万毎+2,750円) | 1,100円 |
とはいえ、
このように比較表を見てみると
定額プラン最安値のSBI証券でも
500万超えたくらいでやっとネオモバより手数料が得になります。
ですので
単元未満株の売買手数料について
定額プランを希望する人は
まずはネオモバで始めてみて問題ないです。
単元未満株の取引ごと手数料の比較
では次に
取引ごとに手数料を比較してみます。
単元未満株取り扱い証券会社 | 単元未満株売買手数料 |
SBI証券 | 0.55%(最低55円) |
マネックス証券 | 0.55%(最低52円) |
カブドットコム | 0.55%(最低52円) |
ほぼほぼ
横並び。
税抜で見ると
0.5%は同じ
最低手数料は
SBIのみ50円
ほかは48円です。
▼最低手数50円とは?
単元未満株だと数千円から購入できますが
0.5%の手数料ということは
1万円で50円ですよね。
1万円以下の株を買っても最低手数料がかかります
ということです。
■カブドットコムは単元未満株を積立をするなら手数料は無料
カブドットコムで
単元未満株を積立投資する場合手数料が無料になります!
日本株にコツコツ積立投資したい
銘柄も決めている!
ならお得です。
国内の高配当の株をコツコツ集める場合にも良いですね。
NISAにも対応していますが
積立NISA枠は
国内インデックスか
米国インデックス投資信託VTI
あるいは
米国高配当ETFの積立
に使いたい所ではあります。
単元未満株の注文受付時間を比較
単元未満株の注文受付時間を比較してみます。
証券会社 | 注文受付時間 |
ネオモバイル証券 | 24時間 |
マネックス証券 | 11:30~17:00は注文不可 |
SBI証券 | 24時間 |
カブドットコム | 24時間 |
マネックス以外24時間注文受け付け可能ですね。
マネックスのみ全日 昼の時間注文不可です。
予約注文もできません。
全証券会社ともに
非営業日(土日と祝日)でも注文は可能ですが
約定は営業日の前場か後場の始値になります。
ちなみに
注意すべき点は
受付のみ ということ
単元未満株の場合
注文しても約定(売買が確定するのは)するのは
まとめて
前場(ぜんば)か後場(ごば)の始値(はじめね)です。
約定タイミングは
それぞれ違います。
・前場 『まえば』ではなく『ぜんば』→午前の取引 (9時~11時30分)
・後場 『うしろば』ではなく『ごば』→午後の取引 (12時30分~15時)
・始値 『しち』 ではなく 『はじめね』→期間の最初についた価格
・終値 『しゅうち』 ではなく『おわりね』→期間の最後についた価格
・引け 『ひけ』→前場・後場の最後の取引
・寄付 『よりつき』→前場・後場の最初の取引
単元未満株の約定タイミングを比較
では約定(売買決定)のタイミングはどうなっているでしょうか?
注文受付時間により変わります。
SBI証券 | |
0:00~10:30 | 当日後場始値 |
10:30~21:30 | 翌営業日前場始値 |
21:30~24:00 | 翌営業日後場始値 |
マネックス証券 | |
0:00~11:30 | 当日後場始値 |
11:30~17:00 | 注文不可 |
17:~24:00 | 翌営業日後場始値 |
カブドットコム | |
00:01~10:00 | 当日後場始値 |
10:01~23:00 | 翌営業日前場始値 |
23:01~24:00 | 翌営業日後場始値 |
SBIネオモバイル証券 | |
0:00~10:30 | 当日の後場始値 |
10:30~21:30 | 翌営業日の前場始値 |
21:30~24:00 | 翌営業日の後場始値 |
休日(土・日・祝祭日)注文分は
全証券会社 休み明けの営業日の後場始値になります
単元未満株は
どこの証券会社も等しく
一日2回発注になります。
単元未満株取り扱いネット証券 オススメランキング
では以上比較した結果主観でありますが
単元未満株とりあつかいネット証券をおすすめ順にランキングしてみました。
1位 ネオモバイル証券
売買が
1ヶ月50万円未満であれば
手数料200円(税抜)で
売買し放題というのは実際強いです。
また、
手数料が発生すると
期間限定Tポイントが200ポイントもらえて
このポイントで株購入も可能なので
実質無料なんですよね。
とはいえ
株を購入しないタイミングで手数料はらうのが辛い人もいますよね。
実はこういった場合
一時停止も可能です。
この場合
Tポイントは配布されません
が、
停止した翌月から手数料は発生しません。
停止中に株を購入した場合
そこで一時停止は終了になります。
また
一時停止措置に
回数制限やペナルティなどは無いので
今のような株高の場合など
株の購入予定がないなら
心配せずとも一時停止しておくといいです。
また、チャットサポートやカスタマーサポートの電話対応も迅速
ストレスフリーに付き合うことができる証券会社。
SBIとはグループは同じだけど別会社なので口座は別になるので
SBI証券がある人も別途申し込みが必要です。
2位 SBI証券
単元未満株の最低手数料がマネックスとカブドットコムに比べて高い(2円ですが)
が
米国株や海外ETF
円貨決済ドル決済対応で
定期買付が可能
通常株の手数料が低水準で
定額プランは最安値
ということで
全部の証券会社を比較すると一番バランスがよいネット証券です。
なんというか必要な機能が全部揃ってるしコスパが良いという感じです。
国内の単元未満株のみなら
ネオモバイルのみでオッケーですが
米国株や海外高配当ETFなども視野にいれているなら
SBIが一番バランスが良いです。
3位 カブドットコム
国内の単元未満株に特化しています。
米国株や海外ETFなどが無いです
国内の単元未満株を手数料無料で
積立できるのは強いです。
ただ手数料無料が
定期積立の場合のみというのがメリットでありデメリットでもあります。
単純に少額スタートしたいなら
インデックス、投資信託、インデックス高配当ETFのSPYDなど
魅力的な選択肢は他にもあります。
利用するとしたら
国内高配当株に分散投資で銘柄はすでに固定で決めている!
など明確なゴールがきまっている場合になるかと思います。
あと1点気になる点は
カスタマーが大変繋がりにくい証券会社です。
オマケ 単元未満→単元化するとどうなる?
単元未満株を買い集めていると
いずれ単元株になります。
じつは
単元未満株で購入しても
単元分 株があつまると単元扱いになります。
これはどこでも同じです。
そうなると問題が起こります。
一旦、単元株扱いとなると
分割して単元未満で売却はできないです。
たとえば
①単元100の株を20株ずつ購入
②合計100株になる。
③売却するときは単元ごとに売却
つまり100株単位での売却になります。
もちろん単元の端数分は単元未満株なので
単元未満株として売却可能です。
・【一つだけならココ】SBI
楽天と同じく手数料が安いです。
50万円までなら売買手数料無料の定額プランもあります(単元未満株除く)
また、海外ETFのドルコストは唯一ここだけです。
単元未満株の取り扱いもあります。
・楽天証券
使いやすいです。チャートも銘柄検索も。
米国株やETFの円決済可能(スプレッド25銭かかりますが)でとっつきやすい。
単元未満株が買えない。
・マネックス証券
単元未満株OK
米国株購入はトレードステーションでこれがちょっと初見分かりづらいです。
僕は昔から使っていますが
売買手数料が群を抜いて高いです。
が、株のスクリーニングなど無料で使えるツールが便利。
・【手数料のやすさは群を抜いている】DMM 株
ほぼ手数料横並びの中で
売買手数料が群を抜いてやすいです。
また、米国株円決済と手数料無料の2点で
米国ETFの購入口座として現在最有力です。
ただしドル決済は無し
単元未満株は買取請求のみ
・【単元未満ならココ】SBIネオモバイル証券
単元未満株を大量購入するなら候補になります。
月額50万円までならどれだけ売買しても200円のみしかかかりません。
ワン株(マネックス)やS株(SBI)などの単元未満株では定額プランはありませんので
どうしても最低手数料がネックになって手数料が割高になります。
ですので単元未満株を大量に手数料無料で買うならネオモバが最良です。
毎月取引してなくても200円かかり続けるのがネックですが
この200円はポイント還元されて次の株式購入に当てれるので実質は無料です。