ゼノ【ZENO】中田さん考案のカードゲームのルールとレビュー




メンタリストDaiGoさんと併せて密かに注目している
youtuberの中田さんが考案した
カードゲーム
ゼノ『ZENO』をプレイしてみたので

ルールとレビューをまとめてみました。

 
XENO(通常版)
 

↓公式サイトでは
豪華版も買える
https://www.nakataatsuhiko.com/product-page/xeno-deluxe

ルール

18枚のカードを
やり取りして

①自分以外を脱落させた人
②最終的に手札の数字が大きい人

が勝者になります。

■プレイ人数
2~4人

実感としては
2人だと
運要素が強くなります
場合によっては
一瞬で決着するケースもあります。

4人以上だとできないか?

というとそんな事は無く
プレイした感想としては
5人くらいまでなら行けそうです。

■プレイ時間
3-10分

と公式にあります。

実感としては
一勝負5分程度で決着する感じですね。

公式ルールはこちら

https://www.happybrainwash.com/xeno

スマホからもチェック可能

ゲームの始め方・流れ

■ゲームの流れ

①スタートプレイヤーを決める

参加者全員山札から1枚カードを引く

一番数字の高いカードを引いた人からプレイスタート

②山札をよく切る

③プレイヤーに1枚ずつカードを配る

この際
特に公式に言及ないですが

私は
スタートプレイヤーから
時計回りでカードを配布しています。

④山札から1枚引いて転生札として山札の横に置く

⑤スタートプレイヤー山札から1枚カードを引く

⑥手札からカードを1枚場に出す

⑦場に出たカードの効果が発動する

⑧時計回りに手番を交代していく

勝敗の付け方

このようにして

①自分以外を全員脱落させた人

②山札がなくなった際に手札の数字が一番高い人

が勝者になります。

もしくは

③ドロー
の場合があります。

最後の2人で『貴族』で相打ちした場合
最終の手札で最大の数字が2人いた場合

です。

非公式ですが
私達は
最終残っていた人に勝利ポイントつけてます。

カードの名称と効果

カードは

『英雄』『皇帝』1枚
それ以外は2枚

合計18枚になります。

10.『英雄』1枚【転生】【潜伏】

カード効果は【潜伏】
手番に
手札から出すことはできない。

また
カード効果【転生】により
『皇帝』の【公開処刑】以外で
脱落した場合は転生復活します。

具体的には
『死神』・『兵士』・『少年』の効果で脱落させられた場合
手待ちカードをすべて場に出して
山札の横に配置した
転生札を手札として復活できます

■【カードの実感】
最終手元に残れば
最強なのですが
手札から出せないのがツライ

精霊を引いた時に
誰と交換するのか?
重要です。

また貴族コンボが強い
2人だと問答無用で勝ちます。
乙女の守りが大事です。

9.『皇帝』1枚【公開処刑】

カード効果は【公開処刑】

指定した相手に山札から1枚カードを引かせ
2枚のカードをオープンさせた上で
1枚を捨てさせる

『皇帝』の【公開処刑】でカードを捨てさせられた場合
『英雄』であっても【転生】復活はできない

『英雄』を捨てさせられた人は脱落する。

山札がない場合は発動しない。

■【カードの実感】
カードランク強いし
【公開処刑】の効果も強い。

『英雄』を唯一殺せますが
『英雄』は『兵士』が殺しても
転生札が『皇帝』を上回ることは無いので
できれば手札に残したいです。

また
山札を相手に引かせる系カードは
すべて山札が無いと効果発動しません。
皇帝も例外ではないので
最終手番では『英雄』を殺せない。

8.『精霊』2枚【交換】

カード効果は【交換】

指定した相手と手札を交換する

■【カードの実感】
このカードが勝ちカードになるケースが多いような気がします。

カード効果の【交換】は
手札の弱い数字と交換しても良いですが
自分の手札が相手にバレる怖さがあります。

自分の手札が『英雄』の場合
精霊をひくと自動的に『英雄』を交換になるのがツライですが
『英雄』は潜伏して場に捨てれないので所在がわかると『兵士』や『疫病』で脱落させやすいという見方もある

7.『賢者』2枚【選択】

カード効果は【選択】

次のターンで
山札から3枚引く
好きなカードを選んで手札に加える
残った2枚を山札に戻して
自分の右隣の人が山札をシャッフルする

■【カードの実感】

抜群の強さです。

まず
3枚山札から引いて自分のみが目視するので
他プレイヤーのカードを推理する材料が増えます

また3枚から良いカードを加えることが出来るので
強いカードを手札に加える可能性が高いです

逆にいえば『賢者』で【選択】した人は強いカードを手札に加えた可能性があります。

また数字としても強く
『貴族』で【勝負】に打って出るのも手ですね。

▼Q.『賢者』の【選択】は山札に3枚ない場合は発動しないの?

山札が2枚残っているなら2枚ひいて【選択】
山札が1枚残っているなら通常通り1枚引く

です。

▼『賢者』の次ターン3枚引き忘れてた!賢者忘れ

賢者を使った次のターンに
3枚引き忘れて進行した場合は【選択】は発動しない

通称
賢者忘れ

悔しい!

6.『貴族』2枚【対決】

カード効果は【対決】

指定した相手と

カードを見せあい
小さい数字のほうが脱落する

他のプレイヤーには見せない

■【カードの実感】

手札が強いと強引に相手を脱落させることが出来るので強い
特に
2人プレイで『英雄』に『貴族』を引いた場合
対戦相手が
『乙女』の【守護】無しだと勝ち確定する


複数人でプレイしている場合
負けた相手が場に捨てたカードで
自分の手札がほぼ推測されてしまうので
リスクが高い。

カード内容が
権謀術数を巡らせる貴族という感じでかっこよい

▼相打ちした場合双方が脱落する

貴族で勝負した相手と数字が同じだった場合は
双方脱落になります。

5.『死神』2枚【疫病】

カード効果は【疫病】

指定した相手に
山札から1枚引かせる。
非公開状態で1枚を指定して捨てさせる

■【カードの実感】
英雄であれ
皇帝であれ疫病には勝てない

相手が強いカードを持っていると時に
捨てさせたいときに使う。

非公開とはいえ
駆け引きは可能なので
盛り上がりポイントです。

兵士と同じく
メンタリストに持たれるとツライ・・・・!

▼『死神』を出したけど山札にカードが残っていない場合は?

相手にカードを引かせる系の効果は
山札が無いと発動せず終了します。

これは

『皇帝』『死神』『少年』に共通しています。

ちなみに
『賢者』は自分が山札から引くので
山札が2枚でも発動します。

4.『乙女』2枚【守護】

カード効果は【守護】

次の手番まで自分への効果を無効化する。

【守護】されているプレイヤーを指定することも
できますが効果は発動しません。

■【カードの実感】

とりあえずの安パイ。
『精霊』で『英雄』が回ってきた時に引くと嬉しい

割と序盤にさっと出してしまうが
すこし温存したい。

3.『占師』2枚【透視】

カード効果は【透視】
指定した相手のカードを見る

■【カードの実感】

兵士を手札に残して
相手のカードを見ると
次ターン確実に脱落させることができる
逆にいえば
占い師で見られた場合
自分の手番で吐き出さざるを得なくなるので
地味に効いてくるカード。

割と序盤にサクッと出しても効果的
ランクも高くないし
相手のカードをノーリスクで見れる
序盤で兵士が場に出てないと特に効く。

2.『兵士』2枚【捜査】

カード効果は【捜査】
相手の手札を言い当てると脱落させることができる

■【カードの実感】

メンタリスト御用達カード

メンタリストにコレもたれたら
目がおよぐこと間違いなし

序盤で推理できる材料が無くてもやられる。

メンタリストになりきって相手を揺さぶり
手札を言い当てる
盛り上がりポイント

メンタリストになりきればなりきるほど
当てた時と外した時に美味しいので
やりきろう!

あと
完全にヤマカンで
当てられたときの脱力感もあって
それも良い。

ランクも低いのだけど
推理材料が揃ってくる後半抜群の強さなので
なかなか序盤場に出しづらい

1.『少年』2枚【革命】

カード効果は【革命】

1枚目が場に出ても
なにも効果が無いが
2枚目が場に出ると【革命】が発動

【革命】は『皇帝』の【公開処刑】と同じく
指定したプレイヤーに山札から1枚カードを引かせ、
2枚とも公開させた上で1枚を捨てさせる。

ちなみに
【革命】で『英雄』を殺した場合
【転生】可能

■【カードの実感】

兵士の息子ちゃうのかってくらい瓜二つ

場に出すのが難しい
2枚め【革命】めちゃくちゃ強いので
できれば1枚場に出るのを待ちたい

少年2枚とも自分自身で出す必要はない。

「誰か先に少年だしてくれーー」

とはいえ
最後の最後に出しても
山札が無いと効果発動しない。

捨てさせれたカードは発動しない

『兵士』や『少年』『皇帝』『疫病』
の効果で場に捨てさせれたカードの効果は発動しない

自分を対象にできない

自分自身を効果の対象として指定できない

まあ当たり前か。

捨札を読む

捨札の流れを読むと
相手の手札を推理する材料になる。

これは麻雀の捨て牌と同じような効果

とはいえ毎回、手札は1枚しか残って無いので
麻雀の捨て牌よりは
効いてこないが。

場全体として
どのカードがまだ残っているのか?
を把握できるので
捨札の把握は大事

ゼノ「ZENO」の実際のプレイ動画

ゼノのプレイ動画を見る

▼【中田敦彦 vs DaiGo】カードゲーム「XENO」論理vs心理の頂上バトル 前編

▼【XENO】中田敦彦 vs DaiGo完全決着 後編

▼【中田が解説】XENOのプレイ動画を初公開!

 
XENO(通常版)
 

レビュー

■トレーディングカードではない良さがある
マジック・ザ・ギャザリングや遊戯王など
トレーディングカードの場合
カードデッキの強さが重要なので
資金力も必要になるし
新規参入者が経験者に勝つのは難しい。参入障壁が高い。

ですが
ZENOは
どちらかといえば
ウノやトランプに近いです。

経験知はいきてきますが
運要素と心理戦の要素が強く
初見でも経験者と勝ち負けできるので皆で集まって際に遊びやすいです。

■論理&心理&運で勝負!

ゼノは基本的に

論理・心理・運

この3つの要素で勝負するんですが

バランスが良いです。

プレイしてみた実感としては
運要素が割と強いです。

なので大人からすると
これ自動的に勝敗決してしまったなー
という消化不良が起こる場合があります。

ですが
これっていうのは
例えば

トランプでいう大富豪(大貧民)やウノなど
カードの引きの運である程度勝敗決する
事と同じですよね。

運要素が強いので
小学生とプレイしても
普通に勝ち負けしますので
大人数集まった時に年齢関係なく
遊べます。

私は
小学3年生の
女児(学校で人狼をするかしこキャラ)
同じく3年生の男児(アホアホキャラ)

とそれぞれやりました

普通に勝ち負けしますし

ルールがシンプルで

「もっとやろうもっとやろう!」

とせがまれる位に子どもたちはハマってました。

■カードに効果内容が書いていないのが不便

これはメリットでありデメリットでもあります。

というのも
美麗なイラストが全面に出ていることで
カードを扱うときのワクワク感があって
こういうところがゲームとしての面白さに一役買ってる印象です。

カードには発動効果が記載されていないので
序盤はスマホでチェックしつつになるので
とっつきにくいです

カードはたった10枚しかなく
カードの名称から効果が連想できます
イラストのインパクトがあるので
2回か3回 プレイしたら
あっという間に頭に入っちゃいます。

また経験者が1人いれば
カードの発動効果はすぐにわかります。

カード効果が記載されていないことは
すぐに気にならなくなりました。

ウノでも
ドローフォーやリバースカードなど
記号しか記載されてないですが
困る事は無いのと同じです

■価格が安い

税抜で700円でamazonで買えます

豪華版は公式サイトで購入可能です。

700円は抜群にコスパ良いです。

通常版のサイズは
トランプと同じです。

なので
手に馴染みやすいです。

■嘘ついた場合どうなる?

兵士で言い当てられても
嘘ついたらどうするのって
聞かれたんですが

これは駆け引きのレベルを超えた
いわばイカサマですから
ゲームとして面白くなくなるのでやっても意味ないと思います。

サッカーで
見えてなければ手を使うよ

とか

麻雀で
リーチしたけど待ちを変えるよ

とか

大富豪で
いらないカードを重ねて出すよ

とかルールを逸脱して勝っても仕方ないですもんね。