デメリットを踏まえた結論は
ネオモバはデイトレーダー向きでなく
中長期を見越した配当銘柄と優待銘柄を格安手数料で収集する事に向いたネット証券です。
目次
即時入金に対応している銀行が少ない
即時入金対応している銀行がすくないです。
たとえば
SBI証券であれば
- 住信SBIネット銀行
- 三菱UFJダイレクト
- 三井住友銀行
- みずほダイレクト
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- スルガ銀行
- イオン銀行
が即時入金に対応していて
入金手数料無料ですが
ネオモバの場合は
住信SBIネット銀行のみです。
なので住信口座もってない人は
入金の手数料は基本は自己負担と考えておくことになります。
クレジットカードから入金ができない
クレジットカードの登録が必須のネット証券なので
よく誤解されますが
クレジットカードからSBIネオモバイル証券への入金は不可です。
また定期買付にクレジットカードを利用することも不可です。
毎月のサービス料の引き落としのみの登録です。
というか、
他のネット証券でもクレジットカード入金ができるわけじゃないです。
飽くまで
クレジットカード登録があるので誤解されているだけで
クレジットカード入金できないことは固有のデメリットではないです。
米国株が買えない
ネオモバイル証券は基本
- 国内株式
- REIT
- 国内ETF
のみの取り扱いです。
米国株の場合はそもそも単元という概念がないので
どこのネット証券を利用しても
1株から購入可能です。
ただネット証券によって
購入にかかる手数料が違うので
比較しておくと
納得できます。
参考)米国株・ETF購入手数料比較表
海外ETFが買えない
海外ETFは買えません。
国内ETFのみです。
銘柄検索すると
以下でてきますので誤解されますが
取引はできません。
比重を重くしたいものではあるので
海外株式・ETF専用のネット証券を併用する方がベターです。
毎月必ず手数料がかかり続ける
ネオモバは
毎月の手数料が200円で50万円まで売買無制限という
破格の手数料の安さが売りでありますが
実は
まったく購入しなくても
毎月手数料がかかり続けます。
とはいえ
サービス料を支払うと
期間限定Tポイントがもらえて
株の購入に当てれるので実質は無料のようなものです。
が
利用せずとも手数料がかかり続けるのが
精神的に辛いですよね
そういう場合は
一時停止しておきましょう。
参考)ネオモバ解約せずとも一時停止でサービス料の課金をストップできる。
カンタンです。秒で終わります。
約定すると自動的にサービス開始されますし
ペナルティは特に無いので
当面購入予定がないなら
一時停止しておくといいですね。
期間限定Tポイントの有効期限が短い
ネオモバのキャンペーンで
期間限定Tポイントの付与が全面にでてますが
実は有効期限が短いです。
受け取った翌月末には失効します。
数百円で買える株もあるのでバカにはできませんが
気づいたら失効してることもあるので
あまり当てにはできません。
NISA口座に対応していない
NISAを利用すると毎年120万円まで非課税枠になるので
フル活用で配当利回りが5%なら
6万円も年間配当がありますよね。
そのうち本来は20.315%が課税されます
(特定口座で受け入れて申告分離課税の場合)
12,000円もの税金が取られないので
大きいです。
が
ネオモバの場合は特定口座のみでNISA口座対応してません。
当方ではNISAはつみたてで米国インデックスをドルコストするのが土台と思っているので
あえて利用はしませんが
NISAを当てにしているかたは注意です。
またiDeCoに関しては
同グループのSBI証券の受付を受託しているような感じですね。
つみたてNISAに対応していない
アプリを利用した定期買付サービスがあるので
誤解されますが
つみたてNISAにも対応していません。
定期買付で銀行自動引き落としができない
ネオモバのアプリを利用した場合
(PCのブラウザ版は無理)
株の定期買付ができます(50銘柄まで)
が
ネオモバの口座に入っている現金が尽きると
定期買付がストップします。
銀行口座から自動引落(手数料無料)できるネット証券が多いのですが
ネオモバの場合は予めネオモバ証券に入金しておき
それを原資にして定期買付が出来る
という仕組みです。
同グループのSBI証券の定期買付が銀行自動引落(手数料無料)なので誤解がありますが。
買った値段が違う!→約定がリアルタイムじゃない
株は
成り行き注文であれば営業時間中なら随時約定します。
指値であれば
当日か期間中に指定した金額になった場合に
売り買いが約定します。
が
ネオモバ証券に限らず
単元未満株の約定は一日2回と相場が決まっています。
ネオモバだと
約定は前場か後場の始値に約定されるので
思った金額と違う金額で約定したよ
ということになることも多いかと思います。
単元未満株の指値注文ができない
単元未満株の注文は指値不可です。
指値とは
値段を指定して 売り、 買い
することです。
たとえば
100円の株が
105円まで上がったら売ろう
90円まで下がったら買おう
などです。
指値の逆は成り行き注文です。
単元未満株の場合は
『この金額で買いたいよ』
という指定はできますが
必ずしもその金額で購入できるわけではありません。
その金額なら
このくらいの株数を買えますよ
と概算が表示されそれでオッケーだと
その株数で注文受付します。
その後
特定のタイミングで約定となります。
・0:00~10:30に注文した場合
→当日の後場始値で買付または売却します。
・10:30~21:30に注文した場合
→翌営業日の前場始値で買付または売却します。
21:30~24:00に注文した場合
→翌営業日の後場始値で買付または売却します。
信用取引・空売りはできない
いわずもがなですが現物取引限定なので
信用取引も空売りも不可です。
まとめ・結論
ネオモバ証券のダークサイド
結構でてきますね(^_^;)
ネオモバは
定額手数料で少額から始めることができるので
デイトレードにも向いているのかと思いきや
実は
デメリットを踏まえると
中長期間の運用を考えて
①高配当銘柄のポートフォリオ
優待獲得の必要金額を満たす必要はありますが
②株主優待銘柄ポートフォリオ
を
格安手数料で集める事に特化してるネット証券といえるのでないかと。
ですから
国内の高配当株を集めてポートフォリオ作りたい
あるいは
優待株のポートフォリを作りたい
という人にとってはかなり
有用なネット証券
ただこの場合でも
ネオモバだと表面的な
配当や値動きはわかりますが
不足もあります。
例えば
業績に関して営業利益が赤字がどうか?
また配当に関しては
過去からの配当の推移ですね。
最低限過去の配当推移をチェックしないと安心して購入できません。
が
逆にいえば安定して配当だしてくれる会社がこんなにあるのだなーとわかると
なんだかワクワクしてきますよね。
まとめておきます。