『引き寄せの法則』難民に朗報!科学的に根拠のある夢実現メソッド『WOOP』とは?




ザ・シークレットで世界的なムーブメントが巻き起こった
引き寄せの法則

日本にこの隠された秘密メソッドが紹介されてはや12年。

 

夢実現の為にやるべきこと、やりたい事はわかっている。

それを実現している世界をリアルに何度も何度も思い返している。

だが、未だに実現できずにいる。

『なぜなんだ?引き寄せの法則は効かないのか?」

「でも実際に実現している人はいるじゃないか・・・おかしい」

と次々とあらたなら引き寄せ本を購入する・・・・・

 

 

そんな僕のような引き寄せ難民の方に朗報です。

引き寄せメソッドにたった1つの工夫を施すことで夢実現確率が上がる!

WOOP『ウープ』というメソッドを紹介します。

 

ここでは

・引き寄せの法則が効きにくい科学的な理由

・WOOPの具体的な活用方法

について書いています。

引き寄せの法則が上手くいかない理由とは?

引き寄せの法則を上手に活用している人もいれば、

なぜか、うまくいかない人もいます。

 

正直いうと僕は効果を実感できなかった・・・

 

実は引き寄せの法則が効果が出にくいということは科学的に根拠があるのです。

脳は現実を妄想を区別しない

良いことをイメージすると
実際に行動するモチベーションを使い果たす事が分かっています。

シークレットをみて引き寄せを実践してみた人ならわかると思いますが

理想的な姿や状況をイメージングすると

すごく気持ち良くなりますよね。

脳は現実と妄想の区別がつかないので

実際に手に入れる為の行動を起こす前にご褒美をもらった状態になります。

すでに実現しているのに何か努力の必要があるでしょうか?

 

 

例えば、学校の中間テストで良い点を取りたければ

100点を取っている自分像をイメージする前に

問題を解いて分かっていない部分を明確にして潰していくしかない。

いくら100点の自分を想像したって問題が解けなければ点は取れないのですから。

 

『馬の鼻面に人参をぶら下げると走るが
人参を口の中に突っ込んだ状態で走るわけない』

というやつですね。

 

引き寄せとダイエットについても興味深い実験があります。

引き寄せの法則はダイエットに逆効果になる?

引き寄せの法則を利用してダイエットに挑戦した事ないですか?

これは 女性が引き寄せたい3大テーマの1つですよね。

悲報です。

 

ある実験で、ダイエットをする時にイメージをしてもらいました。

A.ほっそりとしたプロポーション達成をイメージした人
B.ダイエット失敗してしまった事をイメージした人

どちらが
ダイエットの効果が高かったと思いますか?

引き寄せの法則

でいけば

Aのグループの方がダイエット効果が高くなるはずですよね。

ところが実際は

ネガティブなイメージをした人の方が10キロほど体重減少が多かった。

のです!

ネガティブ思考も時にはモチベーションになる

引き寄せの法則にハマるとネガティブな思考を極度に恐れるようになります。

病気をイメージしたら病気を引き寄せると信じているわけですから。

 

ですが

実際の人間の行動パターンって逆ですよね。

・仕事のミスで仲間に迷惑かけたくないからちゃんと確認するし

・テストで悪い点をとって惨めな気分になるのが嫌だからしっかり勉強するし

・病気が怖いから健康的な食生活をする

わけですよね。

もちろんポジティブな動機から行動する事も有るので

ポジティブとネガティブは両輪で必要なのが普通です。

お目こぼし効果によるパーっとやっちゃうパターン

お目こぼし効果→モラルライセンシング効果とも言います。

良いことをすると自分に甘くなる

って効果ですね。

 

例えば

・寄付をしたら、買い物する金額が大きくなったり、

・ダイエット中なのにランニングの後 コンビニのシュークリーム食べてしまったり

といったように。

 

要は自分が良いと判断している行動を行った場合

自分を律する力が弱まって

「パーッと」やっちゃうってやつです。

 

 

具体的な行動を起こさないと現実は変わらない

にも関わらず

引き寄せを信じてイメージングすると・・・

イメージ→満足!→正しいことをした!→今日は1つくらいシュークリーム食べてよし!

こんな思考回路、たどったことはないですか?

ダイエットではないのですが

僕はあります。

 

 

以上の

①脳は現実と妄想を区別しないので、想像するだけで満足感を先取りして肝心の行動を促すモチベーションが枯渇する

②ネガティブな想像を封印することでモチベーションの片輪が外れてる

③モラルライセンシングによって自己評価が甘くなる。

これが結局

引き寄せが上手くいかない理由です。

WOOPとは?

ニューヨーク大学の心理学の教授

ガブリエルエッティンゲンという人が編み出したシステムです。

①Wish→願い
②Outcome→成果
③Obstacle→障害
④Plan→プラン

の頭文字をとって WOOP(ウープ)

って読みます。

①夢や願いをイメージする
②成果を具体的に思い描く

ココまでは今までの引き寄せの法則と同じですよね。

この次

③障害について考える
④プランを作る

これがミソです。

一言で言えば

ネガティブも考える

点が大きな違いです。

引き寄せの法則を信じるとネガティブな方面への思考をロックしてしまう。
なにしろネガティブな事をイメージすると現実化してしまうって考えるのですから。

今日から出来るWOOPの具体的な活用方法

①夢や願いをイメージする
②自分の望む成果を思い描く
③起こりうる障害について考える
④障害を克服するプランを考える

▼まずは夢や得たい成果を思い描く

ノートに夢や願いをかきます。
そしてその夢を叶える為に得たい成果を書き出しましょう。

まずは1つ具体的な成果をかきだしてみてください。

 

▼起こりうる障害と乗り越えるプランを立てる

その次にその成果を得るために起こりうる問題や障害を徹底的に書き出しましょう。
その障害を潰す行動を一つずつ計画しましょう。

▼障害と対策についてもう少し詳しく

例えば
ダイエットをしたい人の場合
起こり得る障害としては

ファミマの横を通った時にファミチキを衝動買いしたくなる

→ファミマの横を通らないようにする
→コンビニに入ったらコーヒーを飲む

というようにプランを立てる

 

▼④のプランニングについては

ファミマを通らないようにするような 『環境をデザインする方法』

あるいは
コンビニに入ったらコーヒー のような 『if then ルール』
利用するという方法が考えられます。

 

一度自分の状況に当てはめて

ノートに書き出してみると良いですね

折角の計画も忘れてしまったら実行できないので

付箋を使って目につく所に貼っておくと良いです。

パソコンをよく使う人は

付箋ソフトを使ってみるのもオススメです。

▼『環境デザイン』と『if then ルール』について

対策の立て方の2つの方法である

『環境デザイン』と『if then ルール』 について
もうすこし具体的に説明します。

『環境デザイン』はついやってしまう無駄な行動が出来ないように予め計画に盛り込む方法。

例えば

「自宅で仕事するとついアマゾンプライム動画を見てしまう」なら

→カフェにノートパソコンもっていって作業する

とか

→コワーキングスペースを月額レンタルしてそこで仕事する

などの計画が考えられます。

他にも

『お酒をやめたい』なら

→お店には必ず車で行く

『スマホをつい触ってしまう』なら

→家に帰ってきたら玄関の充電器でスマホを充電する

 

 

『if then ルール』は

◯◯したら△△する

という計画ですね。

「スマホみたらゲームしてしまう」なら

→スマホみたらKindleをタップする

他にも

・歯磨きしたらHIITをする

・本を読んだら一言でも書評をツイートする

・妻が風呂に入ったら筋トレする

・アニメが見たくなったらノートの隅に書き出して1日の最後にまとめて見る

という感じ。

アメリカの特殊部隊でも任務の際には前もって 起こりうる状況と対策を考え抜くらしいです。

WOOPによってやり抜くべきことかどうか判断できるという強みもある

ウープを使って障害を乗り越える計画を立てた時に

①モチベーションがぐんぐん湧いてくる
②まったくピンとこない

場合があって

前者の場合は
『実現可能な妥当な計画』

後者は
『現実からかけ離れすぎていて実現可能性が低い』

というリトマス試験紙としても使えます。

実は、現実に対して多きすぎる夢や目標は、実現しにくいって事もエピデンスがあります。

さらに夢実現を近づける為にすべきこと

WOOPを活用するだけでも
かなり いい感じに行動量が増えた事を実感できるようになります。

そして、さらにやりたい事を実現して 満足度の高い人生を生きていくために
他にもできる事があります。

・バケツで水を運んでいないか?GRITを発揮しているが的外れ?
・フロー状態に効率的に没入する人生ゲーム化プラン
・寿命を延ばし、運も良くなる柔軟な楽観思考になるための3つの視点
・収容所でも生き残る力をもたらす自己ストーリー。2つの観点

GRIT、楽観主義、フローにも良い点悪い点があるので
上手に活用してみましょう!

まとめ

さらに詳しくエピデンスや方法論を知りたい人は
是非

橘玲さん監修
エリックバーカーの
「残酷すぎる成功法則」第3章をチェックしてみてください。

入門者にとっては
既知の事が多いけれど
具体例も多くすごく楽しめます。

実践に落とし込みやすいように章末にまとめて有るし
これは良いです。

 

▼引き寄せ難民 の気持ちが僕にはよく分かる。

なにしろ僕も引き寄せ難民だったのですから・・・

 

実現したいことはある

だけどなぜかやる気が起きない

そこでザ・シークレットに出会う。

引き寄せに時間をかけても
具体的な行動のモチベーションが沸かない。

行動に結びつかないのはシークレットの実践が足りていないのか?

潜在意識の問題なのか?

自尊心の問題なのか?

現状の外側にゴールを設定するのか?(苫米地メソッド)

などなどあれこれ迷走する。

振り返ってみる、今なら分かる。

行動に結びつかない理由が

ただ脳の傾向を理解して自動的に自分を行動させる仕組みを利用したらよかったのだ!

 

 

▼とはいえ、理想をイメージすることは大切だと思う

WOOP 知ると

逆に理想像のイメージをおろそかにしてしまう罠にはまりがちです。

でも夢を思い描くことは重要です。

WOOP の W はWish→願い
O は Outcome→成果

引き寄せのメソッドは悪くはないのです。

ただネガティブ方面の思考が欠落している事が問題なだけ。

人生で出来ることは限りがあるので

本当に実現したい夢や、

自分の大切にしたい価値観やストーリーを思い描くことは

重要な人生の羅針盤になるのだろうと思います。